黒部峡谷をパノラマで、かつてのダム工事現場も 展望ツアー販売開始

竹田和博

 関西電力黒部ルートの作業用トンネルや、高低差200メートルの竪坑(たてこう)エレベーターなどを日帰りで見て回る「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」の販売が始まった。ツアーは6月16日から。黒部峡谷の自然や普段入れない関電の施設、雪の残る北アルプスの山々が広がる光景を満喫できる。

 黒部峡谷鉄道富山県黒部市)のトロッコ電車で宇奈月駅から欅平駅に移動し、工事専用の凸型機関車で竪坑エレベーターへ。エレベーターから、黒部ダムに通じる上部トンネルと約370メートルの登山道を経て、パノラマ展望台に向かう。晴れれば、青空をバックに北アルプスの山並みを望むことができる。

 ツアーは11月13日までの金~月曜に1日3便運行。所要時間は約6時間。料金は大人7千円、小学生5千円(4年生以下参加不可)。2日前までに専用サイト(http://kurobe-panorama.jp/)か、黒部・宇奈月温泉観光局に電話(0765・57・2850)で申し込む。第3便については、トロッコ電車(午前11時27分宇奈月駅発)に空きがあれば当日午前9時まで受け付ける。(竹田和博)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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