軍服や日章旗、飯盒(はんごう)、千人針など無数の戦争遺品が20畳のプレハブを埋め尽くす。「手をふれて下さい」と紙に書かれている。
福岡県小竹町の「兵士・庶民の戦争資料館」。従軍が7年にも及んだ父の登巳男さんが、戦争の理不尽さを伝えようと、私費を投じて設立した。自身が持ち帰ったものや収集・寄贈の品々が並ぶ。
「戦争の実相を知るには戦場をくぐったモノを見て触れること」
その信念を貫いてきた資料館が40周年を迎え、「ふれてください戦争に」(燦葉(さんよう)出版社)を今月出版した。3千点にのぼる収蔵品のうち110点余りを解説した。…… 本文:606文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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