平等院鳳凰(ほうおう)堂(京都府宇治市)の写真をジグソーパズルにして販売した玩具会社を平等院が今年3月、京都地裁に訴えた。鳳凰堂の外観に「著作権」はない。それでも訴えたのはなぜだろう。
■「社会的評価低下」
訴状などによると、玩具会社やのまん(本社・東京)が月夜の鳳凰堂の300ピースのパズルを販売。写真はプロ写真家から提供を受けた。だが平等院はパンフレットに「撮影した写真の営利目的使用の禁止」を明記しており、パズルはこれに反すると主張。写真の使用で、商用利用を安易に許可したと世間に誤解され、平等院の社会的評価が低下したとも訴えている。…… 本文:1,352文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース