2020年度からの入試改革で、大学は受験生が自ら学ぼうとする「主体性」を評価するよう求められている。多くの大学は部活動など高校時代の活動実績に注目するが、受験者が大規模の一般入試でどう対応するかが悩みだ。こうした中、合否のボーダーラインの層に絞り込んで評価する大学が出てきた。今年の入試で始めた佐賀大学と、21年実施の入試から開始する昭和女子大学(東京)に工夫と課題を聞いた。
■本人文書・資料もとに加点 佐賀大
佐賀大が主体性評価の検討を始めたきっかけは、中央教育審議会が2014年、入試で「主体性を持って多様な人々と協働する力」の評価を求める答申を出したことだ。…… 本文:2,083文字
朝日新聞社
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