(文化の扉)狂言、お笑いのDNA 会話でおかしみ生む「コント」戦後に再評価(朝日新聞デジタル)

 600年続く「侍のコント」が狂言でござる。庶民が勘違いをしたり主人がからかわれたりと、殺伐とした時代に育まれた平和なお芝居を、偉い大名たちがお好みになられ、豊臣秀吉に至っては自ら作って演じたとな。ゆるりとご覧あれ。

 日本人の笑いのDNAだ、と言っておこう。直接影響のない当代のサブカルチャーがしっかり受け継いでいるのだ。
 たとえば「六地蔵」は、田舎者をだまそうと3人が6体の地蔵に扮するが、どたばた走り回って取り繕ううちにばれる。これってドリフターズのコントのようだ。狂言を代表する登場人物・太郎冠者(たろうかじゃ)が調子に乗って失敗するのも、漫画「ドラえもん」や「こち亀」の主人公とうり二つ。…… 本文:1,998文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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