昭和の面影を残す庶民的な中華料理店「町中華(まちちゅうか)」。店主の高齢化や後継者不足、チェーン店の台頭など荒波にさらされる一方で、近年、ブームの兆しを見せている。どんな店をそう呼ぶのか。定義を探ると長く愛される理由が見えてきた。
「町中華探検隊」と称して中華料理店を訪ね歩く動画がネットにアップされたのは2014年だ。「街を歩いていたら昔ながらの店が減っていることに改めて気づかされた。『町中華』という言葉が自然に出てきたのです」と隊長でライターの北尾トロさん(61)は言う。
「街中華」とすると、横浜や神戸の中華街を思い起こさせるので「町中華」と書く。…… 本文:2,204文字
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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