(文化の扉)西欧近代、古典が源流 古代ギリシャ・ローマの分析、多様な学問生む(朝日新聞デジタル)

 古代ギリシャ・ローマの「古典」を重んじたルネサンスは、宗教改革や市民革命に先駆けて西欧近代の土台をつくった。西欧近代中心の価値観が揺らぐ今、時を超えた古典と近代の「共鳴」を、20世紀のある歴史学者の視点でたどる。

 西欧近代は「古代ギリシャ・ローマという巨人に肩車された小人」とも言われる。14~16世紀のイタリア半島が起点のルネサンスが「文芸復興」を掲げると、多くの思想家や歴史家、芸術家が古典を参照してきた。
 ホメーロス「イーリアス」、ヘーロドトス「歴史」……。ローマの戦記や詩などは長く読み継がれ、名言や慣用句の宝庫でもある。…… 本文:2,138文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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