30年余にわたり将棋界のトップを走る羽生善治九段(48)は、人工知能(AI)の驚異的な発展に日々向き合ってきた。ここ数年で、AIと競い合う側から活用する側に変化を遂げた将棋界の第一人者は、科学技術の発展と人間社会の関係をどう見ているのか。ドラえもんをつくることが夢のAI研究者の大澤正彦さん(26)、遺伝子解析の会社を起業した高橋祥子さん(31)と語り合った。
■技術発展、「人の思い」加味してこそ
大澤 AIの世界では時間がかかるとされていたものが、すぐに実現することがある。1996年の棋士へのアンケートで、羽生さんは2015年に将棋ソフトに人間が敗れると予想しました。…… 本文:2,362文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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