外国人技能実習で法律違反があったとして、日立製作所が国の改善命令を受けた。同社笠戸事業所(山口県下松市)で働いていた元実習生の間には「技能を学べなかった」と今も不満が残る。新たな在留資格が生まれ、外国人の働き手に関心が集まる今、日本を代表する大企業の姿勢が問われる。▼1面参照
「結局、電気機器組み立ての技能は学べない実習だったということ」。新幹線車両への窓付けばかりさせられたという20代前半のフィリピン人元実習生は日立の処分を聞き、そう話す。
母国の理科系大学を卒業して2017年春に来日。実習を受ければ技術者への道が広がると期待し、笠戸事業所へやってきた。…… 本文:2,374文字
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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