ロシアはかねて対話のための建設的な雰囲気を乱すな、と日本に求めてきた。その国の首相自らが挑発的な行動にでた。
北方領土の択捉(えとろふ)島へのメドベージェフ首相による訪問である。先週に現地入りし、「ここは我々の土地だ」と語った。
昨年11月に安倍首相とプーチン大統領は平和条約交渉を加速させることで合意し、両国は交渉担当者を決めて協議を重ねている。そこに冷水を浴びせる言動に対し、日本政府が抗議をしたのは当然だ。
一方で、見落とせない事実もある。今回で4回目となるメドベージェフ氏の北方領土訪問は、領土問題で譲る考えはないというロシア側の基本姿勢を映している。…… 本文:1,024文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment