アスベスト(石綿)による新たな健康被害の発生を防ぐため、政府が規制の強化に乗り出すことになった。国際水準に照らして取り組みが立ち遅れてきた分野である。実効性のある施策を急がなければならない。
建物の解体や改修にともなう石綿の飛散防止策を、中央環境審議会の小委員会がまとめた。正式な答申を経て、環境省は大気汚染防止法の改正案を国会に提出する方針だ。
現行の同法は、屋根、天井、壁などに使われる成形パネルやタイルについては、石綿を含んでいても練り固められているので飛散する可能性は低いとして、規制の対象にしていない。…… 本文:998文字
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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