近畿地方に住む男性(44)は先月末、川崎市の20人殺傷事件を報じるインターネットのニュースに釘付けになった。
ひきこもり傾向と市に相談があったという容疑者は51歳。同居の親族は80代。
職に就かず、約20年ひきこもり、親の年金で暮らしている44歳の自分。両親は70代後半。「容疑者と重なる部分を感じた」という。「あんな事件を起こそうとは全く思わない」が、「ほぼ確実に親が先に死ぬ。親が死んだら、僕、どうなるんや」。ぼんやりと感じていた不安が、事件ではっきりと突きつけられた。
自分と同じような境遇の人はどうしているのか。…… 本文:1,321文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース