2歳女児死亡、日常的な虐待か 傷害容疑で母親ら逮捕

 2歳の女児に暴行し頭や顔などにけがをさせたとして、北海道警は、母親の飲食店従業員池田莉菜容疑者(21)=札幌市中央区南10条西13丁目=と、その交際相手の飲食店経営藤原一弥容疑者(24)=同区南12条西8丁目=を傷害容疑で逮捕し、6日発表した。女児は5日朝、搬送先の病院で死亡が確認された。女児には複数のあざがあり、衰弱死したとみられる。道警は日常的な虐待があったとみて調べている。

 道警によると、両容疑者は5月上旬から6月5日までに池田容疑者の自宅アパートで長女の池田詩梨(ことり)さん(2)に暴行し、頭や顔などにけがを負わせた疑いがある。

 池田容疑者が5日午前5時ごろ、詩梨さんの体調が悪いと119番通報。救急隊員が駆けつけたときには詩梨さんは心肺停止の状態だったという。

 司法解剖の結果、詩梨さんには複数のあざが見つかり、あざの状況から少なくとも1カ月前には暴行があったとみている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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