鳥取県米子市の中心部を流れる一級河川・旧加茂川が「加茂川」に名称変更され、昭和41年以来54年ぶりに元の呼称に戻った。名称変更は市が県を通して要望していた。 加茂川は島根県安来市の鷲頭山を源流とし、米子市内を流れ中海に注ぐ。下流の県立米子南高校付近で2筋に分岐しており、このうちJR山陰線と境線の分岐付近を経由し米子港に注ぐ約3キロ区間が54年前に旧加茂川と名称変更。その南側を流れる河川を加茂川と呼称するようになっていた。 しかし、旧加茂川は市街地を流れ、古くから市民に親しまれていることから、名称を元に戻すよう市民から要望が上がり、昨年1月には、米子市商店街連合会など10団体が市に名称変更の要望書を提出していた。 伊木隆司市長は「加茂川周辺の水辺空間は魅力的な価値をもっている。さらなるにぎわい創出を目指し、住民と協働してまちづくりに取り組む」とコメントした。 名称変更は5日付の官報に告示された。南側を流れる加茂川は「新加茂川」となった。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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