GLAY25周年、「民主主義」と氷室京介が任せたもの

 メジャーデビュー25周年を迎えたロックバンドGLAY。今月2日に15枚目のアルバム「NO DEMOCRACY」を発表した。ミリオンヒットを連発し、一時代を築いた4人が次にめざすものは何か。ボーカルのTERUに聞いた。

 「時代が変わっても僕らは言葉を大事にして、GLAYとして真っすぐに生きていく。覚悟を決めた作品になりました」

 新作は「JUST FINE」など明るくビートが利いた“王道”の曲もあれば、「元号」「戦禍の子」などメッセージ性を持つ曲も収録されている。

 アルバム名はギターのTAKUROの提案。「外に一歩出ると民主主義がまだ確立されておらず、戦争や宗教問題など民主主義とほど遠い現実がある」ことなどから名付けたという。

 TERU、TAKURO、ギターのHISASHI、ベースJIROの4人は互いの意見を尊重し合い、活動に反映してきた。曲作りも全員で。「選んだ道を振り返らずそう/今日も行く」と歌う「はじまりのうた」は、TERUの作品だ。

 昨年、故郷の北海道・函館に音楽スタジオをつくった。歌に適した機材や構造を採用し、宿泊もできる。ここで海を見ながら新作の歌を録音した。

 「函館で鳴るGLAYの音が自…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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