カジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部に逮捕された衆院議員、秋元司容疑者(48)=東京15区=について、IR誘致を目指す大阪市の松井一郎市長は26日、「権限もないのに俺は力がある、俺は力があると業者に餌をまいて食いつかせた。個人的なオレオレ詐欺事件だ」とこき下ろした。大阪府庁で記者団に答えた。
IR担当の内閣府副大臣だった秋元容疑者は、IR参入を目指していた中国企業側から現金300万円を受領。妻子の旅行代など70万円相当の利益供与を受けたとされる。
松井氏は事件を踏まえ、IR事業者の決定権限を持つのは誘致自治体であり、副大臣ではないと指摘。「副大臣という肩書で何らかの影響力を行使できると見せかけた。トラの威を借るキツネのようなものだ」と批判した。
IR事業については「観光立国日本をつくるための政策の話」と改めてその意義を強調。「政策と個人の犯罪を一緒にしてどうするのか。メディアはIRに否定的だが(今回の事件が政策に影響するかのような)偏向報道はやめてほしい」と訴えた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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