ＪＲ明石駅近くで異臭騒ぎ…毒性物質か（MBSニュース）

　２６日、兵庫県のＪＲ明石駅近くで異臭騒ぎがありました。

　現場からは毒性のある化学物質の反応が出ていて警察が捜査しています。

　２６日正午ごろ、ＪＲ明石駅近くで、「強烈なアンモニア臭がしている」と通行人の女性から警察に通報がありました。
　
　警察によりますと、駅近くの植え込みで約４０メートルにわたり、茶色い粉末や液体が確認され、消防の簡易検査で毒性のある亜ヒ酸ナトリウムと、過塩素酸アンモニウムの反応が出たということです。

　周辺の防犯カメラには午前６時前、黒っぽい服装の男がペットボトルで何かをまく様子が映っていたということです。

　辺りは一時、騒然としましたが、けが人はいないということです。
　
　警察は毒物及び劇物取締法違反の疑いもあるとみて、男の行方を追っています。