日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市)は8日、午前6時40分羽田空港発宮古空港行きの便に乗務予定だった男性機長(45)から、乗務前にアルコールが検出されたと発表した。代わりの乗務員を手配できず、同便と、午前10時20分宮古発那覇行きが欠航し、乗客計283人に影響が出た。
JTAによると、機長は8日午前4時40分、宿泊先のホテルを出る際の検査で呼気1リットルあたり0・19ミリグラムのアルコールを検出。羽田空港到着後の検査でも0・18ミリグラムが検出され、乗務不可と判断された。乗客はグループ会社のJAL便など他社便に乗り換えたという。
機長への聞き取りでは、前日の7日午後5時半までに、東京都内でビール中ジョッキ2杯、日本酒約4合を飲酒したと話しているという。機長は入社22年目、機長歴は7年。
那覇市内で会見した青木紀将社長は「多大な迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。再発防止に向けて取り組みます」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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