NTTデータの子会社「NTTデータエンジニアリングシステムズ」の名古屋事業所(名古屋市東区)の営業担当部長が不正取引に関与したとして、9月末に懲戒解雇されていたことが分かった。名古屋国税局の税務調査を発端に、社内調査で処分を決めたという。
同社関係者らによると、元部長は取引先にコンピューター支援設計(CAD)関連システムを販売する際、取引先が指定する会社を関与させたという。同社は、この取引で元部長が私的利益を得たと判断したとみられる。取材に対し、「解雇は事実だが、理由は回答を控える」としている。
今春、取引先や元部長の自宅が国税局の調査を受け、同社も調査を受けた。同社は元部長を異動させ、社内調査を実施していた。
民間調査会社によると、同社の2019年3月期の売上高は約121億円。(村上潤治)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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