米ニューヨークで12日、沖縄の県議や県人会会員ら約30人による会合があり、火災に遭った首里城(那覇市)の再建に向け、沖縄にゆかりのある米国人らに寄付を呼びかけた。参加者は「首里城は私たちの宝であり、平和のシンボル。力を結集し、再建にこぎつけたい」と訴えた。
派遣された県議の代表の渡久地(とぐち)修氏(66)は、自宅が首里城からわずか約700メートル。火災発生当時は出張中だった。「映像を見て涙が止まらなかった。何も考えられなかった」と火災を振り返り、「首里城の歴史は、沖縄県民の苦難の歴史そのもの。悲しみを共有し、乗り越え、必ず復元させる」と決意を語った。
参加者には、火災が発生した1…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル