かつてPTAから糾弾を浴びた身が、今では文部科学大臣賞に。エロス、バイオレンスの過激描写が持ち味の漫画家・永井豪さん(74)が画業50年突破を記念した展覧会で報道各社の取材に応じた。表現の追求と社会の変化について、意外な本音も漏らした。
「ハレンチ学園」では性的な描写もさることながら教師と生徒の対立を描き、「デビルマン」では勧善懲悪ではないダークヒーローの姿とヒロインの衝撃的な運命を描き、「キューティーハニー」の変身シーンでは多くの子どもたちをドキドキさせた。特に「ハレンチ学園」はその内容に対してPTAから徹底的に批判され、教育関係者から有害図書に指定する動きが起きるなど社会問題にまでなった。
その原点をこう語る。「私がデ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル