藤家秀一
愛媛県宇和島市和霊町の市営闘牛場で2日、恒例の「宇和島闘牛大会正月場所」が開かれた。新春のなごやかな雰囲気の中、約1千人の観客が体重約1トンの雄牛同士が繰り広げる迫力ある取り組みを楽しんだ。
大会には南予地方を中心に計18頭の雄牛が参加。直径20メートルの土俵を舞台に、番付に従って計9番の取り組みがあった。
取り組みは牛同士が角と角を突き合わせ、片方が逃げるまで続いた。この日は7分を超える熱戦があった一方、対戦前から1頭が逃げてしまう一戦もあった。マスク姿の観客たちは、牛たちが力を尽くして押し合うたびに大きな拍手を送っていた。(藤家秀一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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