浪間新太
勤務した大阪市内の2社から計約1億1千万円を着服したとして、大阪地検特捜部は31日、同市西淀川区の派遣社員石渡昌芳容疑者(42)を業務上横領罪で起訴し、発表した。特捜部は認否を明らかにしていない。関係者によると、石渡容疑者は着服した金の大半をFX(外国為替証拠金取引)や株の取引に使っていたという。
発表によると、石渡容疑者はインターネットバンキングを利用。勤務先名義の預金口座から自身の預金口座に送金する手口を繰り返し、電機部品製造会社の経理課長だった2021年7~11月に計15回で計約8千万円、プラスチック製品販売会社の経理担当事務員だった22年6~7月に計6回で計約3千万円を横領したとされる。(浪間新太)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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