甘酸っぱいシャリと、ほどよく柔らかいマグロの切り身が口のなかで絡み合う――。
赤酢をまぶしたふわふわのご飯の上に、しょうゆを漬け込んだ上質な本マグロの切り身が乗った丼は、東京・四谷のすし店「後楽寿司 やす秀」の2代目、綿貫安秀(やすみつ)さん自信の逸品だ。
実はこの「漬けマグロ丼」、特許登録された冷凍食品だ。コロナ禍でもがき続けた末に、独自の製法にたどり着いた。今や、ネットで注文を受け付けると、わずか1分で50セット100人前が売り切れる大ヒット商品になった。
「後楽寿司」は1969年創…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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