TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。6月4日(火)の放送では、ソニーがデジタル人材の初任給優遇を公表したことについて意見を交わしました。
◆新入社員で“格差”精鋭5%が年収3割増
ソニーは、AI(人工知能)などの先端領域で高い能力を持つ人材を採用するため、一部の新入社員の年収を能力に応じ、最高で730万円にすることを明らかにしました。現在の約560万円から、3割程度の賃上げとなります。対象となるのは、新入社員の5%程度となる見通し。横並びの給与体系の見直しを進めることで、より付加価値の高い分野に人材をシフトさせ、生産性を高める狙いがあるようです。
キャスターの宮瀬茉祐子は、開口一番「当然の動きだと思う」と述べます。その理由として「即戦力となる高い能力を大学の間にしっかりと身に付けていた人材に対して、このくらいのことをしなければ、人材不足と言われる今の社会では、なかなか成り立っていかないのではないか」と見解を示します。
◆「土壌を作っていくのは良いこと」
フリーアナウンサーの丸山裕理さんは、ソニーのような動きは「業界全体にとって良いのでは」と言います。というのも、AIのトップエリートと呼ばれる人たちの半分以上がアメリカに流れていると言い「アメリカにはそうした土壌があるから、どんどん新しいものが生まれているのだと思う。日本でもその土壌を作っていくのは良いこと」と提言します。
ブロードキャスターのピーター・バラカンさんは「良いか悪いかは別問題として、今後AIがそこまで重要視されていると感じた。これが現実なんですね」と感想を述べていました。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース