きょう1日(月)も、西日本から東日本の太平洋側に梅雨前線が停滞します。前線のかかるエリアを中心に雨で、九州では大雨が続くおそれがあります。今後も気象情報にご注意下さい。
九州では大雨が続く
けさも九州南部を中心に発達した雨雲がかかっています。鹿児島県薩摩川内市の八重山では、午前5時8分までの1時間に69.0ミリの非常に激しい雨を観測し、同地点では7月としては1位の記録を更新。また、降り始め(6月29日~)からの雨量が400ミリを超えている所もあります。今回の大雨は、同じような所に発達した雨雲がかかり続ける「線状降水帯」が発生し、狭い範囲で雨量が多くなる傾向があります。このあとも九州では南部を中心に、雷を伴って非常に激しい雨の降る所があるでしょう。引き続き、土砂災害に厳重に警戒するとともに、川の氾濫や低い土地の浸水にも警戒が必要です。
きょうの天気 広い範囲で傘の出番
7月のスタートも広い範囲で梅雨空が続きます。中国や四国から関東は午前中を中心に傘の出番があるでしょう。太平洋側では雷が鳴り、雨脚の強まる所もありそうです。なお、お帰りの時間帯には雨のやむ所が多い見通しです。東北と北海道も雲が多く、東北は午前中、北海道は午後に雨の降る所があるでしょう。
きょうの気温 日差し少ないが暑い
日中の最高気温は、九州から東北は28度前後の所が多く、日差しが控えめな割に蒸し暑いでしょう。特に、東北は南部を中心に、きのうよりも気温が大幅に上がります。熱中症にお気を付け下さい。北海道は20度前後でしょう。
日本気象協会 本社 佐藤 匠
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment