1月は上空を吹く強い西風、ジェット気流が普段の冬より北を流れたため、日本列島の寒気の南下しにくい状況が続きました。全国的に1月としては記録的な高温となり、全国的に1月としては記録的な高温となり、日本海側の雪は著しく少なくなっています。
日本海側の雪は極端に少なく、1月の降雪量は札幌で平年の約半分、青森は4分の1しか降っていません。
北陸以西はほとんど雪が降らず、新潟、富山、金沢、福井の北陸の各気象台は1月の雪が0cm。今日はわずかに雪が降っているものの1cmには満たない予想で、新潟と金沢は2007年以来2回目、富山と福井は統計開始以来初です。
平均気温は過去の記録を大幅更新
気温は全国的に高く、平年を3℃前後上回った西日本から東海は、ほぼすべての気象台で1月として観測史上1位の記録を更新しました。
関東は雨や雪の日が多く、昼間の気温が低かった分、西日本ほどの極端な高温にはなっていません。それでも平年よりは2℃前後高めです。
太平洋側は晴れず、東京は27年ぶりの少ない日照
1月下旬は日本の南の海上に前線が停滞し、東京では1週間も日照時間が1時間未満の日が続きました。1月としては統計開始以来、最も長い記録です。1ヶ月の日照時間は今日31日(金)を含めても150時間に届かず、27年ぶりの少なさになっています。
2月も寒気は南下しにくく、全国的に気温の高い状況が続く見込みです。今年は顕著な寒さがないまま、冬が終わる可能性が高くなっています。
ウェザーニュース
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