1歳児をライフル型エアガンで数十発…「パパが撃った」“3歳長男”の証言は証拠として有効か(関西テレビ)

うつむきながら警察車両に乗せられる常慶雅則容疑者(24)…。

 我が子を虐待した疑いで、妻の藍容疑者(24)とともに逮捕されました。

 去年11月、福岡県に住む2人は、当時1歳だった三男・唯雅ちゃんの全身をライフル型エアガンで数十発撃ち、3週間のけがをさせた疑いがもたれています。

 唯雅ちゃんはその翌月、肺炎で死亡しました。

 任意の捜査の段階で父親の雅則容疑者は…。

<雅則容疑者>
「エアガンで撃ったことはない。長男が撃った」

 なんとエアガンで撃ったのは「当時3歳だった長男だ」と供述し、逮捕後も容疑を否認しています。

 ところが、長男は…。

<長男>
「パパが撃った」

 撃ったのは父親の雅則容疑者だと、正反対の証言をしていることが分かりました。

 ライフル型のエアガンには段ボールを貫通するほどの威力があります。エアガンを扱う店の人に聞くと…?

エアガンを扱う店の人:
「重さは5キロぐらい。普通は3歳児、あるいは5歳児であっても撃つことは難しいと思います」

 傷が全身数十か所に残されていた唯雅ちゃん…。警察は死亡の経緯を含め、詳しく調べる方針です。

 この事件について街の人は…?

男性:
「(エアガンの)扱いはけっこう難しそうですよね。大きいし、弾もこめてって考えたら(長男が撃ったとは)考えにくいなと思いますね」

女性:
「(父親が撃っていたとしたら)残酷な事件だと思う。自分の子供なのにそんなことやったの理解できない。」

別の男性:
「絶対子供は嘘つかんと思うよ。そこまで(頭が)回転しないやん。100%とは言わんけど90何%は子供が言うことが正しいと思うよ」

別の女性:
「3歳って言ったら年少さんですよね。(長男が)『撃ってない』って言ったら撃ってないと思います」

 当時3歳だった長男の証言は、証拠として有効なのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。

菊地弁護士:
「証拠として採用される可能性はあると思います。

 この当時3歳のお子さんの供述を書面に記録したものを証拠として採用されるかどうか、確かに3歳ですと難しい問題に関して何かコメントするのは無理かと思います。

 しかし『誰が撃ったんですか?』というのは単純な質問なので答えられる可能性があると考えてよいかと思います」

(関西テレビ11月13日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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