中沢滋人
北海道芽室町の認可保育所「めむろかしわ保育園」で6月15日、1歳9カ月の男児がパンを誤ってのどにつまらせて救急搬送されていたことが、6日までに分かった。男児は心臓マッサージを受け病院に運ばれたが、今も入院中という。
同園と町によると、6月15日午前11時26分ごろ、保育士が給食のコッペパン2切れを男児に配膳し、数分後に男児が苦しむ様子に気付いた。すぐに口からパンを取り除こうとしたが一部しか取れなかったという。保育士は3人いたが、男児がパンを一口食べた後、他の園児の世話で目を離していたという。
保育園を運営する社会福祉法人「十勝立正福祉事業会」の竹島敏治理事長は「児童の食べる状況に合わせた配膳をしなかったことなどが原因で、誠に申し訳ない」と話した。町は近く検証委員会を立ち上げ、原因究明と再発防止策を講じる。(中沢滋人)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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