名古屋市中川区の西部児童相談所で一時保護されていた無職女性(15)が3階から転落死した問題で、同市の河村たかし市長は14日の記者会見で、10年前にも同児相で一時保護中の子どもが転落する事案が起きていたことを明らかにした。
市によると、2012年5月、一時保護していた女児(当時12)が、同児相を抜けだそうとして2階のベランダから転落。右手首の骨が折れるけがを負ったという。
河村氏は会見で、事故は市の管理下で起きたと指摘。窓に転落防止の柵がなかったことなど問題点を挙げたうえで、「再発防止に全力を挙げる」と述べた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル