三重県木曽岬町の鋳物メーカー「錦見鋳造」が、鉄の素材だけなのに焦げ付きにくい鋳物の卵焼き器の量産化に成功した。試行錯誤を重ねること10年。かつて1千個の注文を受けたにもかかわらず量産化に失敗、その苦い経験を乗り越えた。
同社は、20年間で30万個以上を売り上げた「魔法のフライパン」の製造元。鋳鉄に含まれる炭素の遠赤外線効果で、「おいしい料理が作れる」と一流ホテルのシェフも使うという人気のフライパンだ。
フライパンに続くオリジナル製品の「魔法の玉子焼き器」は、板面の長さ約20センチ、幅15センチの鋳鉄製。板の厚さが1・5ミリと薄く、重さも約700グラムと軽い。その表面の特色から焦げ付きにくいのを売りにする。
この卵焼き器の原型モデルが…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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