囲碁の天才少女・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が7月10日、囲碁AI世界大会優勝を目指すAI「GLOBIS-AQZ」の強化学習1日目.verと、現在対局中だ。
仲邑初段は8日に、第23期ドコモ杯女流棋聖戦予選Bで田中智恵子四段(67)と対局。公式戦2戦目でプロ初勝利を挙げ、最年少勝利記録10歳4カ月を樹立した。今年4月に新設された英才特別採用推薦棋士第1号で、父はプロ棋士で師匠の仲邑信也九段(46)。棋士の間では、七冠独占を果たした井山裕太四冠(30)の10歳時よりも強いのは、という声もある。
対する「GLOBIS-AQZ」は、日本棋院の理事も務める堀義人代表のグロービス、世界2位の囲碁AI「AQ」、日本棋院、囲碁AI「Raynz」を開発したトリプルアイズによる共同プロジェクト。海外の囲碁AIが世界を席巻する中、将来的な若手棋士育成のために、囲碁AI世界一を目指している。今回、仲邑初段と対戦するのは、強化学習を始めて1日目の状態。限られた時間の中で、どこまで学習が進んでいるか注目だ。
対局のルールは、コミ6目半・持ち時間各10分、着手1手ごとに30秒が加算されるフィッシャー方式で、黒番はGLOBIS-AQZ。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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