文・写真、新井義顕
暖炉のようなれんが壁の先には、子どもたちのわくわくが詰まった絵本がいっぱい。おばあちゃんの昔話が聞こえてきそうな懐かしい空間へ、いざ。
赤れんがが敷き詰められた中庭。それを囲う四方の壁もまた、百年の時を経た赤れんがだ。所々が欠け、変色もしているが、圧倒的な質量を感じさせる。異国の古城を思わせる雰囲気を持つ建物は、兵庫県洲本市にある市立洲本図書館。「一度は行きたい図書館」として名が挙がることも多い。
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元は鐘紡洲本工場の第2工場…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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