登録者が106万人を超えたヨガやフィットネスのユーチューブチャンネル「B-Life(ビーライフ)」。コロナ禍のいま、オンラインでできるMarikoさん(38)のプログラムの魅力は口コミで広がり続ける。人気の理由はどこにあるのか。(編集委員・辻外記子)
拡大する夫のTomoyaさんと写真におさまるMarikoさん=諫山卓弥撮影
雨が降る9月下旬のある日、Marikoさんと夫のTomoyaさん(43)が、色違いのスニーカーで、朝日新聞東京本社に足を運んでくれた。毎日、視聴している記者にとっては見慣れた姿と声。「初めまして」のあいさつが新鮮だった。
少し前の9月中旬、登録者数が100万人を超えた。今年3月には約70万人だったが、3月末にライブ配信を週2ペースで始めると、初回から5千人以上が視聴した。新型コロナウイルスの感染拡大で自粛生活が広がり、オンラインレッスンの人気は右肩上がり。録画でなく生のレッスンの手応えは。
「最初は緊張した、かな? でもすることは一緒。カメラを前にレッスンするだけ。ヨガスタジオやジムがお休みになり、運動不足になった、と利用してくれる人が多いですね。コメントが励みになって、みてくれる人のために頑張ろうという気持ちになります」
拡大するヨガユーチューバーのMarikoさん=諫山卓弥撮影
「100万人記念」と題したライブのチャットには「ジムより生活の一部になっています」「動画にであい癒やされています」「わかりやすい説明、ここちよい声。自分にご褒美時間をつくれるようにしてくれ、感謝」といったコメントが並んでいた。どのようにプログラムを作っているのでしょう。
「バレエにヨガ、ピラティス、と今までやってきたいろんな要素を組み合わせています。心地よいことが基本。様々なレッスンを受けに行ったり、海外の動画をみたり。参考にしますがまず自分で動いて、いいな、気持ちよいな、と思えばとりいれる。感覚で動いています」
B-lifeの誕生につながった、2人の出会いが気になります。
「私がインストラクターをして…
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル