南島信也
静岡県東伊豆町稲取の素盞嗚(すさのお)神社に、「日本一の段数」とされる118段のひな壇飾りが展示されている。神社の本殿に向かって伸びる急な石段にひな人形約600体とつるし飾り20対が置かれ、訪れた観光客らはその圧巻な様子を感激の面持ちで見上げていた。
稲取地区の伝統行事「雛のつるし飾りまつり」を盛り上げようと、町民らがひな人形を持ち寄って2014年に始まった。稲取温泉旅館協同組合の関係者ら7~8人が期間中、毎朝1時間ほどかけて並べ、午後3時になると片付ける。雨の日を除き3月10日まで見ることができる。
また下田市蓮台寺の天神神社も同じ118段のひな壇飾りを3月24日~4月7日まで展示する予定で、両神社とも仲良く「日本一の段数」を名乗っている。(南島信也)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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