大気の状態が不安定になった影響で13日、東北を中心に大雨となった。気象庁によると、12時間の降水量は仙台市泉区で161・5ミリを観測し、7月の観測史上最多を更新。福島県田村市では、1時間に44・0ミリの激しい雨も降った。これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まっているところがあり、同庁は厳重な警戒を呼びかけている。
この大雨で、宮城県北部の大崎市では川が氾濫(はんらん)し、一部の市街地や水田が浸水。仙台市は土砂災害が発生する危険性が高まっているなどとして、計15万9879世帯32万1584人を対象に避難指示を出した。
同庁によると14日以降も、上空の寒気のほか、暖かく湿った空気が流れ込む影響で大気の状態が不安定になり、全国的に大雨となる見通し。14日午後6時までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで、中国120ミリ▽九州北部、北陸80ミリ▽近畿70ミリ▽東北60ミリ。15日午後6時までの24時間では、九州100~200ミリ▽近畿、北陸、関東甲信50~100ミリとなっている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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