15年前の4500万円強盗事件、時効直前に逮捕 兵庫

 兵庫県宝塚市で15年前に自動車販売業の男性を短刀で刺したうえ、現金4500万円を奪ったとして、県警は20日、大阪市西成区萩ノ茶屋2丁目の作業員、岡田達哉容疑者(60)を強盗致傷の疑いで逮捕し、発表した。強盗致傷罪の公訴時効(15年)の成立が12月10日に迫っていた。「お金ほしさにやった」と容疑を認めているという。

 甲子園署によると、逮捕容疑は2005年3月、宝塚市安倉南1丁目の交差点前で男性の乗用車に車を衝突させ、降りてきた男性の胸を短刀で刺すなどして脅迫。同県西宮市の男性宅から現金約4550万円、乗用車や腕時計など計20点(約1千万円相当)を奪ったというもの。男性は軽傷だったという。

 この事件をめぐっては翌06年、もう一人の実行役の男が強盗致傷と逮捕監禁の疑いで逮捕・起訴され、岡田容疑者も同容疑で指名手配されていた。車に押し込んで監禁したとする逮捕監禁罪の公訴時効(5年)は10年12月に成立した。

 県警は、強盗致傷罪での時効が迫った今年9月以降、関係者への聞き込みを強化。岡田容疑者の逃亡先を特定したという。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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