今日のポイントは「関東から九州の太平洋側は、本降りの雨の所もあり、昨日よりグッと寒くなること」です。今週前半に「夏日」の日もあった東京や名古屋、大阪では、日中の体感温度は「師走並み」でしょう。冬用のコートが必要な所もありますので、体調を崩さないよう、ご注意ください。
天気のポイントは?
17日土曜は、日本の南に停滞する前線の影響で、すでに九州から関東は広く雨が降っていまず。 天気のポイントは、「九州から関東の太平洋側では、本降りの雨になる所もあること」です。 太平洋側沿岸部では、風が強めに吹くので、横殴りの雨になる所もあるでしょう。雨に濡れて、体を冷やさないよう、傘と一緒に、タオルもあると良さそうです。一方、日本海側では、日中は雨が止んできて、午後は晴れる所もありそうです。 東北南部は、雲が多く、所々で雨が降るでしょう。お出かけには雨具をお持ちになると、安心です。東北北部や北海道は、夕方にかけて、大気の状態が不安定で、局地的に雨や雷雨となりそうです。落雷や突風、急な強い雨に、ご注意ください。
気温のポイントは?
最高気温は、平年並みか低い所が多いでしょう。北海道から近畿は16℃前後、中国、四国や九州は20℃くらい、沖縄は30℃くらいの予想です。 気温のポイントは、「特に、関東や東海、近畿では、師走並みの体感温度になること」です。 東京や名古屋、大阪は15℃くらいと、16日金曜より5℃以上低く、11月下旬並みの予想です。今シーズン最も気温が上がらず、昼間は札幌よりも、寒くなりそうです。今週前半は、最高気温が25℃以上の「夏日」の日があっただけに、急な寒さが、体にこたえるでしょう。関東では、横浜や千葉など、12月並みの所もありそうです。 さらに、気を付けなければいけないのは、予想最高気温の数字が低いだけでなく、ここに北風の冷たさも加わることです。風速が1メートル強まると、体感温度は1℃下がると言われています。東京や名古屋、大阪では、日中も3メートル前後の北風が予想されているので、体感温度は昼間も10℃を少し超えるくらいで、師走並みでしょう。 暑がりの方や寒がりの方など、それぞれですが、気温と服装の目安では、15℃を下回るとトレンチコート、10℃を下回ると、冬用のコートが必要になってくるという方が多いようです。日中も、師走並みの寒さですので、今シーズン1番暖かい服装で、お過ごしください。
日本気象協会 本社 望月 圭子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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