18.4億円分の覚醒剤密輸容疑で2人逮捕 関空で過去最多の押収量

 覚醒剤約30キロ(末端価格約18億4455万円相当)を密輸したとして、近畿厚生局麻薬取締部は29日、埼玉県川越市の会社役員の男(34)と同県鶴ケ島市のトラック運転手の男(32)を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。

 発表によると、2人は氏名不詳者らと共謀し、7月3日、メキシコから航空貨物で覚醒剤約29・75キロを密輸するなどした疑いがある。麻薬取締部が10月12日に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕するなどし、大阪地検が11月1日に起訴していたという。

 大阪税関関西空港税関支署によると、覚醒剤はプラスチックや木材を加工する機械の中に隠されていた。機械の部品が足りていないことなどを職員が不審に思い発覚した。今回の押収量は、関空が1994年に開港して以来最多という。(高井里佳子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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