大阪府泉佐野市の路上で19日未明、少年が複数人に殴られて重傷を負い、連れ去られて携帯電話を奪われた事件で、大阪府警は20日、いずれも和歌山県内に住む16~19歳の少年5人を強盗致傷と営利略取の疑いで逮捕し、発表した。府警は認否を明らかにしていない。
捜査1課によると、5人は他の人物らと共謀し、19日午前3時半~4時ごろ、泉佐野市長滝の路上にアルバイトの少年(19)を誘い出し、顔面を殴ったり蹴ったりし、同市南中安松まで連れ回して携帯電話を強奪。眼窩底(がんかてい)骨折や顔面挫創など約2カ月の重傷を負わせた疑いがある。
被害に遭った少年は「大麻を売るため、SNSで知り合った人物との待ち合わせ場所に行くと殴られた」「8人ほどいた」などと府警に説明しているという。
府警によると、同2時15分ごろ、約25キロ北の堺市堺区でも男子高校生(17)が複数人に車で連れ去られ、財布を奪われて負傷する事件があり、府警が関連を調べている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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