東郷隆
震度6強の揺れがあった石川県珠洲市の女性(85)は「今までにない強い横揺れで、とっさに目の前のテレビを押さえて倒れないようにしていた」と話す。
揺れが収まった後に自宅内を見て回ると、棚からいくつもの食器が床に落ちていたり、リビングや寝室などの閉めていた引き戸が10センチほど開いていたりしていたという。
庭先の高さ約2メートルの灯籠(とうろう)が崩れたという。昨年6月に石川県能登地方で起きた地震(最大震度6弱)よりも揺れは大きいと感じたといい、「家にひとりだったので恐ろしかった。外出中の夫と電話がつながらず不安だ」と話した。(東郷隆)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル