2メートルの距離、連絡先を記録…「夜の街」再開に指針

 政府で新型コロナウイルス対策を担当する西村康稔経済再生相は13日、接待を伴う飲食店やライブハウスが営業を再開するにあたっての注意事項をまとめたガイドラインを公表した。感染防止のため、人同士の距離をできるだけ2メートルとる▽定員の50%程度に人数を抑える▽客の連絡先の記録を残すことなどを求める。

 国が経済活動の規制を一段階緩めるとする19日を前に、社交飲食業、ライブハウス、ナイトクラブなどの業界団体がまとめた三つの指針を示した。西村氏は記者会見で「自分たちの従業員やお客さんも含めての健康、命を守るための取り組みなので、ぜひご理解していただきたい」と説明。客や従業員がマスクをつけるほか、会計時には非接触型の電子マネーなどを可能な限り使うことも求める。必要な改修費用などは、補助金で支援するとした。

 接待を伴う飲食店などは感染者集団(クラスター)が発生するおそれがあり、国は緊急事態宣言を全面解除した5月25日以降も、これらの施設には出入りしないよう呼びかけることを各都道府県に求めていた。(山本知弘)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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