2人が死亡、外傷性ショック 高齢の夫婦か 山形県鶴岡市の土砂災害

坂田達郎、辻岡大助

 山形県鶴岡市西目で起きた大規模な土砂災害で2日、男女2人が心肺停止状態で見つかり、死亡が確認された。死因はいずれも外傷性ショックだったという。市と県警は連絡が取れなかった夫婦とみて、DNA型鑑定をして調べる。

 市によると、行方不明となった夫婦は、倒壊した家屋に住んでいた80代男性と70代女性。土砂に押し流されたとみられ、南隣の民家があった辺りで2日朝に見つかった。

 災害は12月31日未明に発生。民家の裏山が幅約100メートル以上にわたり崩れ、大量の土砂や樹木が約10棟の建物を押し流した。2棟には人が住んでおり、うち1軒からは住民2人が救出されたが、高齢夫婦が行方不明となっていた。

 発生後、陸上自衛隊や消防、警察など約200人が夜を徹して捜索を続けた。(坂田達郎、辻岡大助)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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