兵庫県稲美町岡で19日深夜に発生し、全焼した民家から2人の遺体が見つかった火災で、連絡がとれていない50代の住人男性らしい人物を火災発生後に付近で見た、との情報があることが捜査関係者への取材でわかった。この男性は車の運転免許を持っていないといい、県警は徒歩で現場を離れたとみて所在の確認を進めている。
また、捜査関係者によると、現場から可燃性の液体が検出されたという。県警は放火事件とみて、21日夜、加古川署に捜査本部を設置した。この男性が何らかの事情を知っている可能性があるという。
捜査1課によると、火災の通報は19日午後11時50分ごろ。木造2階建て約220平方メートルが全焼した。2人の遺体について、この家に住む小学生の兄弟とみて身元の確認を進める。
民家には兄弟のほか、50代の父と40代の母、そして母の兄で兄弟の伯父にあたる50代男性が5人で暮らしていた。出火当時、仕事に出ていた母を父が車で迎えに行っており、2人は不在だった。
所在がわかっていない伯父は、数年前からこの家で同居していたという。普段は1階で寝ていたとの情報がある。
兄弟が通っていた小学校では…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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