2月6日は語呂合わせで「風呂(26)の日」。鹿児島県内をはじめ全国の銭湯など温浴施設で、阿久根市特産のボンタンを湯船に浮かべるイベント「ボンタン湯」が催された。
鹿児島市の天然温泉施設「太陽ヘルスセンター」では、ボンタンが男湯、女湯にそれぞれ30個ずつ浮かべられた。湯煙とともに爽やかな香りが立ち上り、男性客はボンタンを胸元に抱えながら「大きいねぇ。もったいないくらい」と顔をほころばせた。
ボンタン湯は2017年に鹿児島市内の12軒の銭湯でスタートした。担い手の減少など同じ悩みを持つボンタン農家と公衆浴場業界が協力。見た目が華やかで、排水溝に詰まらないなど浴場管理の面からも人気となり、今年は北海道から鹿児島まで全国約440軒が「風呂の日」を中心に実施する見込みだという。
太陽ヘルスセンターでは、湯…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル