岡山市で5歳だった女児が鍋の中に立たされる虐待を繰り返し受け、その後に死亡した事件で、岡山県警は15日、母親と交際相手の男を強要容疑で岡山地検に追送致し、捜査を終えたと発表した。2人は容疑を認めているという。立たせる虐待は2週間あまりのうちに13回あったとされる。
追送検されたのは西田彩容疑者(34)と内装工の船橋誠二容疑者(38)=共に逮捕監禁致死と強要の罪で起訴。追送検容疑は、昨年9月17~25日の間に西田容疑者の自宅で、真愛(まお)ちゃんの額を殴ったり髪をつかんだりした上で、両手鍋やポリタンクの上に立たせるなどした疑い。立たせる虐待は計8件で1回あたり1~4時間に及んだとされる。
今年2月の最初の逮捕容疑と合わせ、昨年9月の鍋などの上に長時間立たせる虐待は、同月10~25日に計13回になった。室内のカメラに虐待の様子が映っていたという。
2人は同月25日午後1時ごろ、真愛ちゃんの全身に布団を巻きつけて約1時間半にわたり押し入れに放置し、低酸素脳症にさせ、今年1月12日に死亡させたとする逮捕監禁致死罪などで起訴された。真愛ちゃんは死亡時、6歳だった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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