20人のトルコ人、2時間かけて羽田へ 救助隊に「礼を言わずには」

 大地震に襲われたトルコで活動した東京消防庁の隊員ら救助チームが15日に帰国した。羽田空港で出迎えた人たちの中には、感謝の気持ちを伝えようと、2時間近くかけて空港にやってきた在日トルコ人もいた。

 「どうしてもお礼を言わずにはいられなかった」

 埼玉県川口市に住むジーロ・セインさん(42)は同じ街に住むトルコ人の友人20人と空港を訪れた。

 救助チームの姿が到着ロビーに見えると、「日本とトルコの絆」「ありがとう」と書かれた紙を掲げた。チームの一人ひとりに丁寧にお辞儀をし、花を渡す。「ありがとう」と叫びながら涙ぐむ人の姿もあった。隊員の姿がロビーから見えなくなるまで、手を振る高齢の女性もいた。

 トルコ南部からシリア北部に…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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