首都圏ではまもなく、中学入試が本番を迎えます。毎年、多くの学校で出題されるのが、世の中の出来事を踏まえた時事問題。今年の時事問題の傾向と対策について、各教科の塾講師に聞きました。(野田枝里子、石川瀬里)
投票率・物価高…「自分ごととして」
「勉強は机上だけでするものではありません。世の中への興味、関心と、学習した内容とを結びつけて理解し、考えたことを自分の言葉で表現することが大切です」。そう話すのは栄光ゼミナール中学入試社会科責任者の白井崇史さんだ。
例えば7月にあった参院選。投票率を表すグラフを示し、若者の投票率が低いことで生じる問題点を答えさせる問題が考えられるという。「数字を丸暗記するだけではなく、その数字が意味するところを考えることが求められます」
コロナについては、全国旅行…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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