中島健
和牛のオリンピックとも呼ばれる全国和牛能力共進会(全共)は8日、鹿児島県で3日目の審査が行われ、全9区のうち2区で結果が決まった。新設された特別区「高校・農業大学校の部」には24校が出場し、曽於高校(鹿児島)が1位を獲得した。2位は小林秀峰高校(宮崎)だった。
大会には過去最多の41道府県から約440頭が出場。特別区のほか、牛自体の立ち姿の良さを競う「種牛の部」と牛肉の質などを争う「肉牛の部」がある。雄牛が唯一対象となる種牛の部の1区(若雄)でも、鹿児島県の「白浜喜」が最上位に選ばれた。
9日は、種牛の部の残る区と肉牛の部の結果が発表され、10日にそれぞれの部の最高賞「内閣総理大臣賞」が選ばれる。(中島健)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル