きょうは東京都心や名古屋で気温が30度を超えるなど、関東、東海では所々真夏日になりました。その一方で、北海道はきのうに引き続き、秋の空気に包まれ、多くの地点で25度を下回りました。そしてあす25日、8月最後の日曜日は、北海道だけでなく、西日本でも平年を下回り、九州では一気に衣替えしたくなるような気温の所も。
あす25日 北と西は10月並みの空気感
上図は全国の主要都市のあす25日の最高気温と平年差を北から南にグラフで表したものです。一見すると平年より高い所より、平年より低い所が多いことが分かります。極端に低く偏っているのが、北海道と四国、九州です。
内訳は以下の通りです。
10月上旬並み:稚内市、佐賀市、熊本市
9月下旬並み:網走市、北見市、松山市、高知市、宮崎市、鹿児島市
9月中旬並み:旭川市、札幌市、下関市、福岡市、大分市、長崎市
平年より高くていわゆる“残暑 »と言えるのは関東甲信、東海、北陸、近畿の一部に限られそうです。
あす25日 全国天気
あす25日は秋雨前線の影響で、九州は南部を中心に断続的に雨が降り、午前中は雷を伴って激しく降る所があるでしょう。四国・中国地方から関東、東北と北海道の一部では日中は晴れ間があるものの、所々で雨雲がかかりそうです。山沿いを中心に局地的にカミナリ雲にまで発達し、雨脚が強まることも。8月最後の日曜日を外で過ごす予定の方は、空模様の急な変化にご注意下さい。
日本気象協会 本社 樋口 康弘
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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